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中国 時速600キロリニア発表 独自開発をアピール(7月20日共同通信)

2021/07/21

シナ中共鉄道車両大手「中国中車集団」は20日、設計速度が時速600キロに達するリニアモーターカーを         発表しました。実際に600キロで試験走行する時期は不明とのこと。

まず技術面に関しては素晴らしいとは思いますが、一番重要なのはやはり安全性だと思います。
試験走行をし、安全性の実証をした上でアピれば良いのに…と思ってしまいました。

日本でのリニアモーターカーといえば1970年代に実験が開始され2005年(平成17年)愛知博覧会でようやく営業運転が開始されました。
リニアモーターカーを端的に言えばレール側と車両双方に磁石をつけて、車両を浮かし電気を流し磁極を交互に入れ替え車両を進めるというものです。

このリニアモーターカー技術の歴史はナチスドイツのヘルマン・ケンペルにより研究されたものでした。
この方は電気メーカーに勤務をしながら実家の地下に研究室を作り、リニアモーターの研究をしていたという事です。
1933年(昭和8年)真空管を利用した磁気浮上の電気制御システムの開発に成功、その2年後には約20キロの     重量物を15ミリ浮上させることに成功、1935年(昭和10年)にドイツは「磁力により線路上に浮上案内走行する車輪を用いない車両による浮上鉄道」に特許を与えた、これがリニアモーターカーの原型。
※この当時ヘルマン・ケンペルの計算では時速1000キロ走行が可能であったという。
1940年(昭和15年)には全長20キロの実験線を時速2500キロで走行させる予定であったが戦局の悪化により実現されなかった。
2004年(平成16年)上海で世界発トランス・ラピッド式商業用リニア(最高時速430キロ)これもケンペルの        技術が応用されたものらしい。


 

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